ロカボについて

山田悟医師(北里研究所病院 糖尿病センター長)は、「おいしく、楽しく食べて、健康になれる食事法」=ゆるい糖質制限「ロカボ(Low-Carbohydrate)」を薦めている、日本における糖質制限のトップドクターです。
食べている側がはっきりと制限を自覚できるようなレベルではない、「ゆるやかな糖質制限」です。低糖質にしていれば、血中の脂も根こそぎよくなり、体重・脂質・血糖・血圧が改善されます。糖尿病に限らず、30代半ば以降のすべての方はロカボを取り入れたほうがよいといわれています。
ゆるやかな糖質制限であれば、カロリーを気にすることなく満腹になるまで、肉や魚はもちろん、豆腐などの大豆製品、野菜(芋、かぼちゃ、豆を除く)、ナッツ、蒸留酒(ウイスキー・焼酎・ジン・ウォッカ=糖質0)や醸造酒でもワインは糖質が低いので口にすることが可能です。糖質が多い日本酒でも1合に含まれる分量はせいぜい8~9gなので、食事の方をコントロールすれば十分飲めます。もちろん、生活の質だけではなく、薬物療法における薬剤の使用量が減るなど、治療効果も確認できています。
「ロカボ」は、主食を減らして油やおかずをしっかり食べるという食事療法です。
具体的には、糖質を1食あたり20~40gにして1日3回と別に1日10gまでスイーツを食べてもOK、1日の糖質摂取量をトータルで70~130gにするのが「ロカボ」の定義である(詳しくは先生の著書:「糖質制限の真実(幻冬舎);780円 」を参照をぜひお読みください)。
主食、食品交換表の表1は後述のように取り、表2の果物は取らない(フルーツが健康によいと信じている人がいまだ多いです)。表3から6が普通のおかずですが、おかずはほかの家族と同じようなメニューでおなかいっぱいになるまで食べていただきます。
主食の扱い方;お米は70gに減らします(十穀米や玄米も糖質量は白米と同じです)。
食パンは、6枚切り1枚です。
麺類を家で調理する場合は、半玉程度にするとよい。
そばは注意が必要です。そばの打ち粉も糖質なので、そば湯にも糖質がたっぷり含まれています。そば湯はお断りしましょう。
芋、かぼちゃ、かぼちゃ、大豆以外の豆類は糖質を豊富に持っている食材なので、控えてください。ナッツは脂質豊富で糖質の少ない食材なのでOKです。
スイーツに関しては、特に砂糖を使用した普通の物は当然、糖質をたくさん含んでいます。糖質の少ない人工甘味料を使用したおいしいスイーツが次々に発売されていますので、これらを摂ってください。また、ローソンに行けば、普通のパンから菓子パンまで低糖質のものが購入できます。

糖尿病と診断を受けた、糖尿病の予備群と言われたら、すぐに治療を始めることです。

糖尿病の治療は、正しい知識を元に日々生活の中で継続することが肝心です。

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