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当院の医療理念



近年、高齢化は急速に進み、複数の疾患を抱える患者さんが増えています。なおかつ高齢者の病気は加齢によるものが多いので根治は難しく、鎮痛剤などの対症療法が主体となります。

そのため症状の数だけ薬が必要となり、膨大な量の薬を内服し(飲み残しも社会問題化しています)、それにもかかわらずほとんどよくなっていないばかりか、薬の副作用に悩むことにもなりかねません。

そして、一番の問題点は専門科・細分化が進むあまり、複数の医者にかかっているにも関わらず、全体像を把握する役目の医者がいないことです。

漢方は患者さん自身の全体像を見ながら体力を底上げし、結果的に病気との戦いを有利に進めます。たいてい1~2剤の処方で済むため、西洋薬の減量にもつながります。

また、西洋医学では狭心症とか気管支喘息というふうに病名を確定してから治療をおこないますが、その治療法はどなたにもほぼ同じ内容のものになります。
当然人間は、ひとりひとり体質が異なるので治療に対する反応も異なり、効果のある方もいれば、いまひとつ症状が改善しない方もおられます。

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一方東洋医学ではひとりひとりの体質・体調・症状などを総合的に判断し、最もその人にあった漢方薬を処方します。
漢方の方が西洋医学に比べて、より患者様の個性を重視した医療と言えます。

そのため、漢方処方の適応症をみてみると西洋医学的にはまったく結びつかないような疾患名が連なっていることがよくあります(例:越婢加朮湯‥腎炎、ネフローゼ、脚気、関節リウマチ、夜尿症、湿疹)。これは東洋医学が「病名を診断」するのではなく、「状態を診断」するものだからです。

ただし、西洋医学と東洋医学にはそれぞれの良さがあり、得意とする分野、不得意とする分野があります。ですから、どちらか一方の医学に頼るのではなく、必要に応じて、西洋医学の治療を受けたり、漢方治療を取り入れたり、あるいは両方とも併用すればいいと思います。
 
当院では西洋医学と漢方診療は対立するものではなく、お互いに補い合うものであるとの考えのもと、これらを組み合わせてより患者様個人個人にあった医療を提供していきます。

コメント
上の書は、私が「日本一の漢方医」と、信じて疑わない下田 憲先生(北海道南富良野町)のものです。患者さん第一の先生で、それが、書にもあらわれています。先生には、漢方についてたくさんのことを教えていただきました。今の私があるのは先生のおかげです。

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下田先生の「日本医師会 赤ひげ大賞」受賞の記事が載っておりましたので、紹介させていただきます。
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また、先生のすばらしさを知るには、
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