予防接種について

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画像の説明相生市保健センター
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画像の説明武田薬品 予防接種・ワクチンのお話
赤ちゃんの予防接種のスケジュールの立てかたはこちら画像の説明小泉重田小児科


はじめに

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生まれたばかりの赤ちゃんは、お母さんからもらった免疫(病気に対する抵抗力)によって、多くの病気から守られています。

しかし、その免疫も生後数か月を過ぎると自然になくなってしまうため、いろいろな病気のもとになる病原菌やウイルスに感染しやすくなってしまいます。

このため、この時期を過ぎますと赤ちゃん自身で免疫をつけて病気を予防する必要があります。これに役立つのが予防接種です。

予防接種は、予約制となっていますが、当日でも接種可能な場合もあります。受付にお電話ください。
(TEL 0791-24-3333)

VPDはワクチンで防げる病気のこと

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VPDは、子どもたちの命にかかわる重大な病気。

日本では、毎年多くの子どもたちが、ワクチンで予防できるはずのVPDに感染して、重い後遺症で苦しんだり、命を落としたりしています。

世界中に数多くある感染症の中で、ワクチンで防げる病気=VPDはわずかです。

防げる病気だけでも予防して、大切な子どもたちの命を守りましょう。

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生ワクチンと不活化ワクチン について

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(桜川市HPより)

生ワクチン

特徴:生きているウイルスや細菌の毒性や発病力を弱めてつくったワクチン。ウイルスや細菌が体内で増殖するので、接種後しばらくしてから発熱や発疹など、その病気の症状が軽く出てくることがあります。
これまで麻しん(はしか)ワクチン、風しんワクチンなどは1回接種でよいとされていましたが、自然感染が減少し、免疫力が高められる機会(ブースター効果)が少なくなったため免疫能が低下し、病気にかかる可能性がでてきました。そのため2回接種が検討され、麻しんワクチン、風しんワクチンについては2006年4月より麻しん風しん混合(MR)ワクチンの2回接種となりました。
生ワクチンは免疫不全者(水痘ワクチンを除く)および妊婦には禁忌となっています。
次に違う種類のワクチンを接種する場合は27日以上間隔をあける必要があります。


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不活化ワクチン

ホルマリンや紫外線などで処理をし、感染力や毒力をなくした病原体ないしその成分で作ったワクチンです。
生ワクチンのように体内で増殖することがないので、1回接種しただけでは必要な免疫を獲得・維持できないため、数回の接種が必要です。
免疫不全者にも接種できますが、十分な免疫を獲得できない場合があります。
次に違う種類のワクチンを接種する場合は6日以上間隔をあける必要があります。


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注意事項

  • 予防接種を受ける前・・・・・
    • お子さんの体調が普段と変わりないか確認し、体調のよいときにお越し下さい。
    • 予診票に健康状態を記入しましょう。
    • 予防接種を受ける前日は,入浴させて体を清潔にしておきましょう。
  • 公費による予防接種は対象年齢、時期にご注意ください(適用年齢を超えた場合は自費となります)。
  • 予防接種予診票母子手帳をお持ち下さい。
  • インフルエンザ予防接種は通常11~12月ごろに行います。受付、ホームページにてお知らせします。
  • 予防接種を受けた後・・・・・
    • 発熱・不機嫌などの異常がなければ入浴はできますが、注射した部位をこすることはやめましょう。
    • 接種当日は接種部位を清潔に保ち、いつも通りの生活をしましょう。ただし、激しい運動や大量の飲酒は避けましょう。
    • 接種後24時間は、副反応の出現に注意しましょう。
    • 高熱やけいれんなどの異常な症状が出た場合は、速やかにお医者さんの診察を受けてください。

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予防接種を受けることができないお子さん

  • 明らかに発熱しているお子さん(通常は、37.5度を超える場合をいいます)
  • 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかなお子さん
  • 急性の重症な病気で薬をのむ必要のあるお子さんは,その後の病気の変化もわからないことから,その日は接種を受けないのが原則です。
  • その日に受ける予防接種の接種液に含まれる成分で,アナフィラキシーを起こしたことが明らかなお子さん(アナフィラキシーとは,通常接種後約30分以内に起こるひどいアレルギー反応のことです。発汗,顔が急に腫れる全身にひどいじんましんが出るほか,吐気,嘔吐,声が出にくい,息が苦しいなどの症状に続き、ショック状態になるような激しい全身反応のことです。)
  • BCG接種の場合においては,予防接種,外傷等によるケロイドが認められるお子さん
  • ポリオ,麻疹(はしか),風疹では妊娠していることが明らかな人(お子様には直接関係ない規則ですが,御家族のことも考慮しました。)
  • その他,医師が不適当な状態と判断した場合
  • 上記に入らなくても,医師が接種不適当と判断した時は予防接種を受けることはできません。

既往などから、接種の判断を行うに際して注意を必要とする方(接種要注意者)がおられますが、この方々は接種禁忌者ではありません。ただし、医師と相談の上、健康状態及び体質を勘案して接種の可否を判断し、接種を受ける際には、改めて十分に効果や副反応などについて説明を受け、十分に理解した上で接種を受けるようにしましょう。

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ワクチンの副反応について

副反応のないワクチンというものは、実際には存在しません。

この副反応と言うのは、一般に「ワクチンの副作用」と言うのに近い言い方です。ちょっと言葉の遊びのような気もしますが、薬というものには、予想される「主作用」(たとえば、血圧の薬なら、血圧を下げる効果)があるので、それ以外のことが起これば、それを「副作用」と呼ぶわけです。その一方、ワクチンには「主作用」はなく、何も起こらないのが通常なので、何かの症状が打った後に起これば、それは全て「副反応」と言うことになるのです。

いったん、多くの方にワクチンを打ち、接種者が数千人、数万人、数十万人、数百万人となると、必ず、重篤な副反応がある程度の確率で現われ、時には、ワクチンを打ったために亡くなる方が現われます。この事実に、今のところ例外はありません。

つまり、ワクチンを集団で接種するということは、ワクチンを打たなければ何事もなかった人に、ある低い確率で重症の病気や後遺症、時には死亡という結果をもたらすのです。

しかし、そうでない大多数の人にとっては、ワクチンを打つことによって、重症化することの多い伝染病からの、解放を意味するわけです。全ての人間がワクチンを打つことをしばらく繰り返せば、その病気を見かけ上この世界から消滅させることが出来ます。天然痘の撲滅などの成果は、ワクチンの成功の、歴史的事実です。

少数の犠牲のもとに、病気という災いを撲滅する、これがワクチンというものの基本的な考え方、すなわち「ワクチンの思想」です。

これはただ、必ずしも日本では浸透していない考え方です。インフルエンザのワクチンを打つのは、「あくまで自分が罹らないためで、他人のためではない。」という感覚の人が、おそらくほとんどではないでしょうか。

しかし、欧米の考え方はそうではないのです。全員でワクチンを打つのは、流行自体を阻止するためです。流行が阻止されれば、罹る人もなくなる道理です。その時、少数の犠牲は、止むを得ないと考えるのです。

以上、「絶対に無害のワクチンというものは、存在しない。」ことは事実なのです。主治医のドクターとよくご相談の上、接種するかどうかを決めて頂きたいと思います。

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4種混合ワクチン

平成24年11月から開始の、従来の3種混合ワクチンに不活化ポリオワクチンを加えたものです。
接種間隔は3種混合ワクチンと同様です。

麻疹・風疹(MR)混合ワクチン

  • 1期  1歳以上なるたけ早い時期に。
  • 2期  小学校就学前1年で(幼稚園または保育園の年長児が対象です)。
    年度内なら5歳でも接種可能です。小学生になったら6歳でも自費になりますのでご注意下さい。

平成25年度より麻しん風疹ワクチンの3期4期の接種はなくなりました

今までに風疹に罹ったことのない方、風疹の予防接種を1回しか受けておられない方は
これを機会に接種されることをお勧めします。

また、風疹ワクチン接種をご希望の方のうち、麻疹に罹ったことのない方、麻疹ワクチンを1回しか受けておられない方は、麻しん風疹ワクチンの接種をお勧めします
くわしくお気軽に当院にご相談ください

水ぼうそう

みずぼうそうワクチンが平成26年から定期接種化されました。

1)1歳児・2歳児は公費で接種できます。
2)接種回数は2回です。
3)接種間隔は3ヶ月以上です。

おたふくかぜ

おたふく風邪にかかると怖いのが、睾丸炎や卵巣炎、膵炎などの合併症が知られていますが、意外と用心が必要なのが「ムンプス難聴」という合併症です。
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ:ムンプス)の原因となるムンプスウィルスは、まれに内耳にも感染し急性発症する難聴を起こすことがあり、これをムンプス難聴といいます。ほとんどが一側耳に起こりますが、難聴は高度で難治性です。
日本では毎年5000人の子がおたふくのせいで難聴になっています。

「ムンプス難聴」の特徴
1)15歳以下、特に5~9歳のこどもに発症することが多い。
2)おたふく風邪発症4日前~発症18日後の間に起こる。
3)片側の耳がほぼ聞こえなくなる。
4)有効な治療法は確立されておらず、自然治癒は難しい。

また、耳下腺が腫れないおたふく風邪になった場合、ムンプス難聴の発見が遅れることもあるようです。
有効な治療法が確立されていないので、聴力の改善が難しい疾患とされています。

ワクチンは1歳から接種することができます。
1回目の数年後に2回目を受けるのがしっかりと免疫をつけるために必要です。世界では、2回接種がおたふくかぜワクチンの標準的な受け方です。
大人でもかかったかどうかがはっきりしない人は接種をお勧めします。おたふくかぜにかかった人がワクチンを受けても何も問題はありません。
自費になります。

日本脳炎

平成22年4月ごろよりI期対象年齢の方にはI期の接種を行っておりましたが、
平成22年8月27日よりI期Ⅱ期の対象の年齢の方に期を問わず接種をさせていただけることとなりました。
平成7年6月1日〜平成19年4月1日生まれで20歳未満の方に公費でワワクチン接種ができます。

日本脳炎および新ワクチンに関するQ&Aは以下のページでご覧ください。
画像の説明国立感染症研究所情報センターHP「日本脳炎Q&A

Hibワクチン

平成25年度より、定期接種のワクチンになりました。
接種間隔は、生後7カ月未満に接種を開始された場合3週以上の間隔をあけて3回、その7カ月目以降に1回で合計4回。
生後7カ月以降に接種を開始された方は3週以上の間隔をあけて2回、その7カ月目以降に1回で合計3回。
1歳以降に接種を開始された方は1回のみの接種となります

小児用肺炎球菌ワクチン

小児期に細菌性髄膜炎・肺炎・中耳炎など重症な感染症をひきおこす原因となるです。
Hibワクチンや三種混合ワクチンなどと同時接種することが可能です。
肺炎球菌に対するワクチンです。接種時期は、生後2カ月から9歳です。
公費で接種できるようになりました。

高齢者肺炎球菌ワクチン

高齢者肺炎球菌ワクチンの予防接種は平成26年10月1日より定期予防接種となりました。
肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。日本人の約3~5%の高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。 
肺炎球菌には90種類以上の血清型がありますが、平成26年10月からの定期接種で使用されるワクチン(ニューモバックスNP)は、成人の重症の肺炎球菌感染症の原因の約7割を占めるという23種類の血清型に効果があります。
なお、肺炎球菌ワクチンの接種後にみられる主な副反応には、接種部位の症状(痛み、赤み、腫れなど)、筋肉痛、だるさ、発熱、頭痛などがあります。

対象者
1)平成29年度に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方
(65歳以上の方は平成30年度までに順番に定期接種の対象となります。)

2)満60歳から64歳(接種日現在)の方で、心臓、腎臓、呼吸器の機能、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害を有する方(身体障害者手帳1級を有する方および1級相当の障害を有する方)

※ 高齢者の肺炎球菌ワクチンとしては、プレベナー13も使用されますが、定期接種となるのはニューモバックスNPのみです。

※ 過去にニューモバックスNPの接種を受けたことがある方は定期接種の対象となりません。過去にプレベナー13のみを受けている方は定期予防接種の対象となります。

子宮頚がん予防ワクチン

子宮頚がん予防ワクチンについては、こちらをご覧ください。

画像の説明VPD

子宮頸がんワクチンは定期予防接種となりましたが、接種後の副反応が報告され、政府としては接種を積極的にお勧めしない方針をとっています。
>>詳しくはこちら画像の説明神戸市役所HP

ロタウイルスワクチン

ロタウイルスは、通称「嘔吐下痢症」と呼ばれる感染性胃腸炎の原因となります。
乳幼児期にこのウイルスに感染する確率はほぼ100%、高率に脱水症を引き起こし点滴が必要になることも多い疾患です。重症な合併症としては、腎不全や脳炎・脳症などがあげられます。

接種対象は生後2カ月以上6カ月未満。ポリオと同じように飲むワクチンです。
副作用として一番大きなものは腸重積ですが、日本でこのたび認可されたワクチンは、この頻度も非常に少なくなっています。残念ながら公費の対象にはなりません。


B型肝炎ワクチン

B型肝炎ワクチンの定期接種(公費)がスタートします。(H28/10/1)
<定期接種(公費)の対象となるお子さん>

●2016年4月1日以降に生まれ
●生後2か月以上~1歳に至るまで

<接種方法>

1回目:生後2か月以降
2回目:1回目から27日(4週)以上の間隔で
3回目:1回目から139日(20週)以上の間隔で
<補足>

●任意接種(自費)に接種年齢の上限はありません。1歳を過ぎてしまった場合には任意接種(自費)になります。

帯状疱疹発症予防ワクチン

帯状疱疹については、こちらをご覧ください。
画像の説明ライフメディコム

平成29年3月18日付で、厚生労働省から水痘ワクチンを帯状疱疹予防の目的で50歳以上の成人に接種する勧告ありました(初めて水痘ワクチンの添付文書にも帯状疱疹の予防のためと明記されました)。

帯状疱疹(水痘)ワクチンの接種について

  • 帯状疱疹ワクチンは以前からある水痘ワクチンのことです。
  • 接種回数は1回、費用は自己負担です。
  • ワクチンの効果は、接種後10~15年ぐらいです。
  • アメリカ合衆国では帯状疱疹ワクチン接種は義務づけられております。
    ワクチンの接種により、帯状疱疹発症率、帯状疱疹後神経痛への移行率とも接種しない場合と比べてあきらかに減少しております。
  • ワクチンはきわめて安全であり、重篤な副作用は報告されておりません。
  • ワクチン接種が帯状疱疹の発症を予防する、また帯状疱疹を発症しても軽症ですむ唯一の方法です。