加齢など様々な原因で骨・関節・椎間板・靭帯などが肥厚し、神経が通る管(脊柱管)が狭くなることにより神経を圧迫し、血行を阻害することにより症状が出る病気です。頸椎および腰椎に起こることが多く、腰椎の場合、長い距離を続けて歩くことができません
もっとも特徴的な症状は、間歇性跛行(かんけつせいはこう;立位や歩行で下肢の痛み・しびれ・つっぱり感が出現し、前かがみで少し休むとまた歩けるようになる症状)です。
腰部脊柱管狭窄症では腰痛はあまり強くなく、安静にしている時にはほとんど症状はありませんが、背筋を伸ばして立っていたり歩いたりすると、ふとももや膝から下にしびれや痛みが出て歩きづらくなります。しかし、すこし前かがみになったり、腰かけたりするとしびれや痛みは軽減されます。
進行すると、下肢の力が落ちたり、肛門周囲のほてりや尿の出がわるくなったり、逆に尿が漏れる事もあります。
高齢者に多く見られ、狭くなった脊柱管は自然に改善することはなありません。
原因として、後天的な場合は、加齢、外傷による椎骨の退行性の変化および軟部組織の肥厚が原因となります。腰椎の場合はすべり症、黄色靭帯の肥厚や石灰化も原因となります。

脊柱管狭窄症の漢方治療については、

当院の漢方著効例2
の症例68
当院の漢方著効例3
の症例111、131
当院の漢方著効例4
の症例168
当院の漢方著効例5
の症例233
当院の漢方著効例6
の症例281
当院の漢方著効例7
の症例316
当院の漢方著効例9
の症例413
当院の漢方著効例11
の症例545
当院の漢方著効例12
の症例563
当院の漢方著効例13
の症例622

を参照して下さい。