当院の漢方著効例15

701.血小板減少症の漢方治療

症例は26歳、女性です。
平成29年8月、姫路市内の総合病院で血小板減少症と診断されました。数値は6.3万(正常値は14~44万)でした。主治医からは、「治療法はない。血小板数が3万を切るまでは、毎月採血して経過観察をする。」といわれたそうです。9月の採血では、数値は6.1万と若干減少したそうです。平成29年9月27 日、当院のホームページをみて、漢方治療を求めて姫路市から来院されました。
身長152.0cm、体重47kg、BMI20.3。
他の症状として、立ちくらみ・手足の冷え・青あざができやすいなどがあります。
この方の舌を見ると、厚くはれぼったい感じがし、また両側の舌の縁に、歯型が波打つようについていました(歯痕舌(しこんぜつ))。
「気虚」+「血虚」の改善薬である十全大補湯(じゅうぜんたいほとう;症例69、509参照) を一ヶ月分処方したところ、10月28日に来られ、「今月は数値が、13.8万に増えていました。」といわれました。また主治医からは、「また減るかもしれないので、引き続いて経過は追います。」といわれたそうです。

こちらがびっくりするくらい増加しており、私もうれしかったです。

漢方がお役に立ててよかったです。

 

血小板減少症には、加味帰脾湯や十全大補湯をよく使います。加味帰脾湯の症例はこちらを参照

血小板減少症については、こちらをクリック画像の説明MSD