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ベンゾジアゼピン系睡眠薬

ベンゾジアゼピン系薬剤は、睡眠薬、抗不安薬、筋弛緩薬などとして精神科領域で広く使われています。重篤な副作用も少ないため使い勝手がよいお薬ですが、使用はなるべく短期間にとどめることが推奨されています。

その理由は、長期使用で耐性や依存性などの弊害が報告されているからです。

睡眠薬を飲むとよく、「認知症になりやすいか?」とよく質問されます。

議論はあるところですが、今回英国のBMJ誌に「ベンゾジアゼピン系は高齢者の認知症を起こしやすくする」という研究結果が新たに報告されました。

特に、6か月以上の長期服用するとそのリスクは増えるようです。

さらに、短時間作用型と長時間作用型に分かれますが、長時間型のほうがやや認知症の発症リスクが増えるようです。

安易な睡眠剤の長期内服はやはりリスクは増えると思われます。

夜間の転倒、骨折のリスクも増えますし、適切な使用を心掛け、長期的な使用はできる限り控えたほうがよさそうですね。